女子力アップ! バイブルにしたいおすすめ海外ドラマ11選
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素敵ファッションにぶっちゃけトーク、恋愛バトルからキャリアアップ術まで、海外ドラマには女子たちの憧れと本音が詰まっている。国籍は違えども、女子が大切に思う要素は万国共通なのだ。そこで今回は、見るだけで女子力がアップするに違いない必見ドラマを大特集しよう。
女子力ドラマの横綱といえばやっぱり『セックス・アンド・ザ・シティ』
おしゃれ番長キャリー、セクシー・クーガーのサマンサ、お嬢風のシャーロットそして知的なミランダの4人が繰り広げるニューヨークおしゃれライフは、まさしく女子的憧れ生活のバイブル。
そこに友情と仕事と恋愛のあんなこんなが赤裸々に絡み合って経験値を積んでいくのだから、ある意味女子力成長物語ともいえるのだ。成長の過程には、恋愛極意の格言がてんこ盛り。
4人それぞれの恋の駆け引きの中には、きっと自分に近い経験や失敗があるはずだ。『SATC』を見れば、落ち込んでいる時には勇気付けられ、調子の良い時には応援してもらえること間違いなし。しかも毎回毎回うっとりするような素敵ファッションで楽しませてくれる。そう、『SATC』まるで大切な女友達のようなドラマと言えるのだ。
女子力妻の決定版は『デスパレートな妻たち』
一見平和な郊外の街での生活が、実はドロドロの底なし沼というお話。完璧な妻もお金持ちの妻も子だくさんの妻も夫から自由になった妻も、みんなちょっとずつ不幸で弱い。そしてちょっと怖い。でも人ごととは思えない。
だって女性が集まるコミュニティではこんな感じの駆け引きが大なり小なり繰り広げられているんだもの。「わたしだけじゃないんだあ」と共感できること請け合いだ。
そして女子力アップ観点から言うと、特に参考になるのは完璧な妻ブリー。お家の中はいつでも塵一つなく、キッチンに立つ時は必ず素敵なエプロン姿。ブリー着用のエプロンやフリル付きのゴム手袋は当時飛ぶように売れたらしい。やっぱりみんなこれぞ女子力の極みって思ったんだよ。
男性的には、「妻よ、お金大好き妻ガブリエルのセクシーさを忘れないでくれ〜」と言いたいのかも知れないけどね。
余談だけど、『デス妻』たちの住むコミュニティ「ウィステリア通り」はなんと今や「TOYOTOWN」(※1)。スーザンの家には笑福亭鶴瓶師匠がお住まいの模様だ(笑)。
- ※ トヨタの連作CM「TOYOTOWN」の撮影場所はユニバーサル・スタジオ・ハリウッド内のセット。そのセットこそ『デスパレートな妻たち』の「ウィステリア通り」なのだ。
セクシーさを極めたいなら『デビアスなメイドたち』
そのセクシー・デス妻ガブリエル役のエヴァ・ロンゴリアが製作に参加したのがこちら『デビアスなメイドたち』。
メイドと言うと、日本人的には従順で何でも言うこと聞くメイド喫茶のロリっぽいメイドを想像しがち。でもハリウッドにいるメイドはそんなもんじゃない。セクシーでおしゃれで大胆で策士なのだ。そりゃあもうスキャンダラス感120%! 波乱に次ぐ波乱。なんせみんなラテン女子ですから。
やっぱり女子と生まれたからには、このくらいの駆け引き力を身につけねば。そしてあわよくばラテンの濃厚セクシーもちょっとくらいはマスターしたい(笑)。何しろ今まで日本のメイド代表は『家政婦は見た』と『家政婦の三田』。セクシーとは全く無縁だったからね〜。
大人セクシーを極めたい向上心溢れる女子にぜひ参考にして欲しい『デビアスなメイドたち』なのだ。
ティーン女子の人間関係はまるでジェットコースター『プリティ・リトル・ライアーズ』
美少女高校生4人組をめぐるミステリーに、先生との内緒の恋愛、パパの不倫、万引き、レズビアン、お姉ちゃんの彼への横恋慕などなどいろんな秘密オンパレードで大人気のドラマ。
ティーン版『デスパレートな妻たち』な〜んて言われたりもしている。自分の身を守るためなら、平気で友達を陥れちゃったり嘘をついたりは朝飯前。はっきり言って日本の女子高生よりかなり高度なバトルでございます。なのにみんなかわいい。見た目は天使、中身はビッチ。これぞ女子力と言わずして何と言う!
だ・か・ら意地悪な人は意地悪さが顔に出ない術を、意地悪されがちな人は見かけに騙されずに良い友人を選ぶ術を身につけるために、隅から隅までじっくり鑑賞することをおすすめしたいなあ。ほんと女性はティーンだろうが熟女だろうが、秘密と策略と嘘で格付けし合う生き物なんだなあと実感できるドラマだ。
ほんまもんの説得力『THE HILLS』
ファッション誌「Teen Vogue」でインターンシップ中の学生ローレンを中心にその友人関係、恋愛関係を描いたリアリティ・ドラマが『THE HILLS』。ローレンの高校生時代を追った『ラグナビーチ』の続きのお話という立ち位置なのだが、圧倒的に違う点がある。それは、イケメン男子がわんさと登場した『ラグナビーチ』に比べて、『THE HILLS』はより「女の世界」にスポットが当たっているということ。そう、女子力を磨くにはもってこいの設定なのだ。
もともとオレンジカウンティのお嬢様だったローレンは『ラグナビーチ』からハリウッドに移り住んでファッションのお勉強中。ということは、そこらの貧乏学生とは生活レベルも桁違い。素敵なお部屋に素敵なファッションとくれば、女子の憧れ度はMAX。しかもリアリティ番組と言うことは、ローレンの生活は絵空事ではなくリアル・セレブ・ライフ。なのに恋や友情に悩みながら必死にキャリアを伸ばしていく様子は、何だかとっても親近感が湧くのだ。
意外にもモテ女子な『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』
日本のサブタイトル通り、ダサかわいいヒロイン・ジェスと同居する3人の男たちのお話。主人公のジェスは自然児そのもの。無邪気でお茶目で心の赴くままに即発言&即行動。かなりぶっ飛んだ個性派、そういわゆる不思議ちゃん系だ。
「じゃあ全然女子力アップしないじゃん」と思ったあなた。まだまだ修行が足りません。ジェスの計算のない無邪気さこそ男子にとっての鉄板キャラ。最初は戸惑うものの、馴れてくるに従って裏のないかわいさが憎めなくって癖になっちゃうのだ。
その証拠に2015年9月からはシーズン5の放送も決定した(2015年6月現在)。このシーズン中に記念すべき100回目のエピソードも放送されるはず。100回目のジェスはどんな様子なのか、いつも以上に空回りしちゃうのかあるいは野太い歌声を披露してくれるのか。今から大いに気になるところだ。
働き女子の代表と言えば『アリーmy Love』
27歳のシングル女性弁護士アリーの活躍と葛藤をコミカルに描いたドラマ。エリートだけどなんだか恋愛には不器用、コメディだけどなんだかシリアス、笑って笑って最後に泣かされる。そんなギャップにハマる人が日本でも続出した。
決して勝ち組とは言えないアリーだけど、なんだかみんなアリーを応援したくなる。その理由は劇中の裁判シーンでビリーが教えてくれている。「確かに彼女はバランスを欠いています。しかし本当にバランスがとれている人なんているんでしょうか!?」そう、私たちだってそう悪くない、そんな勇気を与えてくれるパワーアップ・ドラマが『アリーmy Love』なのだ。
それに忘れちゃいけないのは、アリー役キャリスタ・フロックハートご本人の女子力。何てったって22歳年上の大スター・ハリソン・フォードのハートを射止めているんだからね。見習わなくっちゃ。
見た目が良ければ本当に幸せ? 『私はラブ・リーガル』
外見の事しか考えてない薄っぺら美女デビーの魂が、太目な有能弁護士ジェーンの身体に入ってしまったら? というコメディ法廷ドラマ。根底には「女性には外見と内面、どちらがより必要なのか」という究極のテーマが流れている。
世の中の常識として、外見が美しい女性は幸せなはず、美しくない女性はかわいそうだなあって言う考えがあるよね。でも『私はラブ・リーガル』を見ていると、美女だった時のデビーよりも、太っちょジェーンになってからの方が魅力的に見えたりするのだ。しかもジェーンはどんな時でもスーパー・ポジティブ。ほんとデビーだったときより絶対内面ステージが上がってるからね。やっぱり外見が悪い分内面磨きに走るんだろうか。
とにもかくにも「女性の価値は中身か外見か」。この究極テーマの答えを探ることで、確実に女子力アップすることは間違いない。
怖いけど覗いてみたい『Lの世界』
ドラマタイトルの「L」にはたくさんの意味が隠されているのだけれど、その中のひとつはもちろんレズビアンの「L」。いやあ、禁断ですなあ。
でも、今の日本の若い女子たちの彼氏いない率が高いことを考えると、男子といるより女子同志が好きという人は多いはず。もしかしたら日本の潜在的「L」率は想像以上に高いのかも。
舞台となる性的自由者の宝庫ウエスト・ハリウッドはおしゃれだし、主人公たちは美人ぞろいでアッパークラスな暮らしぶり。「L」じゃないとしても、その魅力は充分理解できる。
しかもベット役のジェニファー・ビールスときたら、日本の美魔女もビックリの若々しさ。東洋人に比べて劣化の早い欧米人とは思えないアンチエイジングっぷりなのだ。こんなにも美しくいられる秘訣が『Lの世界』にあるのなら、ちょっぴり足を踏み入れてしまおうかとさえ思わせる、そんな女性の魅力が詰まったドラマなのだ。
セレブライフの決定版『ゴシップガール』
「あの、あなたたちは高校生でしたよね?」と念押ししたくなるほど大人なセレブライフを満喫するニューヨークの高校生を描いた大人気ドラマ。
おしゃれな最新ファッション、ゴージャスな生活、行ったり来たりの恋模様、学内の派閥争いなどなど、これを見て女子心を刺激されない人はいないはず。
女子的に最も参考になるのは、次々と登場するフレネミーの存在。フレネミーとは、友達のような顔をして近くにいながら実は陥れようとしてその機会を淡々と狙っている敵のこと。そう、フレンドとエネミーの造語。
そもそもセリーナたちの情報を次々と配信する謎のゴシップガール自体が、絶対に近くに潜んでいるフレネミーのはず。ブレアだってセリーナにとってフレネミーになること複数回。その容赦ない感じがまた評判になるほどだった。恐ろしや〜。あなたの周りにも、きっとフレネミーがいるはず。
だから『ゴシップガール』を見る時は、ファッションやゴージャスライフにうっとりするだけじゃなく、フレネミー対策の極意もぜひ学んで下さいな。
『GIRLS/ガールズ』
『ゴシップガール』や『SATC』と同じNY女子物語でありながら、真逆の魅力を持つ新感覚ドラマが『GIRLS』。
『ゴシップガール』や『SATC』のキーワードがゴージャス・おしゃれ・憧れといったキラキラ・ワードなのに対して、『GIRLS』はかわいくない・泥臭い・痛いってな感じ。でも、盛ってない現実突きつけられるとなぜか共感度はMAX、「私の方がましな人生じゃん」なあんてちょっぴり優越感に浸ったりもするのだ。
主人公たちの装いもファスト・ファッションが中心。一般人が『ゴシップガール』になろうと思ったら悪事に手を染めなきゃ無理だけど、『GIRLS』なら許容範囲内。イマドキのリアル女子力を知るにはもってこいのドラマなのだ。
おわりに
一口に女子力アップドラマといっても、見るだけで幸せ気分になったり上げ上げモードにしてくれるドラマから深〜い教訓を残してくれるドラマまでその内容は千差万別! そう、女の子は複雑で繊細で一人一人みんな違うの。だからこそ、いろ〜んなドラマを観て女に磨きをかけなくては。
だって、心踊らせることは明日のきれいに繋がるからね。ドラマの中の主人公たちに負けないくらい輝いちゃいましょう。
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