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人物
ティナ・フェイ(Tina Fey、1970年5月18日 - )は、アメリカ合衆国の女優、脚本家。ペンシルベニア州アッパー・ダービー町区出身。主にコメディ分野で活動している。
NBCの『サタデー・ナイト・ライブ』初の女性ヘッドライターとして有名であり、エミー賞5回を始め、数多くの賞を受賞している。現在、『サタデー・ナイト・ライブ』をモチーフにした同局の『30 Rock』で主演を務め、脚本や製作総指揮も担当している。
来歴
1997年より、『サタデー・ナイト・ライブ』に参加。1999年に女性初のヘッド・ライターとなり、2002年にエミー賞で脚本家チームの1人として脚本賞を受賞した。これは同番組にとっては13年ぶりの受賞であった。同年、NBCの75周年を祝した特別番組で脚本家の1人として参加している。
アメリカの女子高生のリアルな生態を描いた2004年公開の『ミーン・ガールズ』では自らで映画化権を獲得し脚本を執筆した。数学教師役で出演もしたこの作品は、旬のリンジー・ローハンを主演に迎えてBox Officeで1位を記録、入れ替わりの激しいサマーシーズンの映画興行で7週連続チャートインした[1]。
2006年、『サタデー・ナイト・ライブ』を降板し、秋からの新番組『30 Rock』に出演する。製作・脚本も担当しているこの作品では主役のリズ・レモン役で出演。人気コメディ番組のヘッド・ライターという役柄から分かるとおり、自分自身をモデルにしている。番組は批評家から絶賛され、第59回プライムタイム・エミー賞のコメディ・シリーズ作品賞を受賞し、フェイも製作者の1人として授与された。フェイはコメディ・シリーズの主演女優賞と脚本賞でも候補になっている。翌年の第60回プライムタイム・エミー賞では、2年連続で作品賞受賞、フェイ個人としても主演女優賞と脚本賞を受賞して3つのトロフィーを得た。他にゲストホストとして出演した『サタデー・ナイト・ライブ』から個人パフォーマンス賞の候補にもなっており、全部で4部門で候補になっていた。
『タイム』が毎年行っている「世界で最も影響力のある100人」の2007年版に選ばれている。People誌の「最も美しい100人」2008年版にも選ばれた。
2008年、同じく『サタデー・ナイト・ライブ』出身のエイミー・ポーラーと共演した『Baby Mama』で映画初主演を努め、全米1位を獲得した。また、かねてから似ていると言われていた2008年米大統領選挙の共和党副大統領候補サラ・ペイリン氏の物真似を『サタデー・ナイト・ライブ』で披露し、本人からお墨付きを貰うほどの評判だった[2]。
映画の最新作は『The Office』のリッキー・ジャーヴェイスが監督・脚本・主演を務める『This Side of the Truth』で2009年公開を予定している。
私生活では作曲家のジェフ・リッチモンドと結婚。一児をもうけている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ティナ・フェイ のフィルモグラフィー
海外ドラマの出演
-
30 Rock
2006年
リズ・レモン役
映画の出演
-
This Is Where I Leave You(原題)
2014年
Wendy Altman役
-
デート&ナイト
2010年
クレア・フォスター役
-
ベイビーママ
2008年
ケイト役
-
ミーン・ガールズ
2004年
ノーバリー先生役
映画の製作
ティナ・フェイ の受賞歴
- 2013
- ノミネート第65回エミー賞 コメディ・シリーズ 主演女優賞『30 Rock』
- ノミネート第70回ゴールデングローブ賞 ミュージカル・コメディ部門 女優賞『30 ROCK/サーティー・ロック』
- 2012
- ノミネート第64回エミー賞 コメディ・シリーズ 主演女優賞『30 Rock/サーティー・ロック』
- 2011
- ノミネート第63回エミー賞 コメディ・シリーズ 主演女優賞『30 Rock/サーティー・ロック』
- 2010
- ノミネート第62回エミー賞 コメディ・シリーズ ゲスト女優賞『Saturday Night Live』
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