クランクイン! クランクイン!・2013年5月14日

今年のカンヌ映画祭、日本映画の存在感が増す気配?

 第66回カンヌ国際映画祭が5月15日より開催される。その年の映画界の動向を占う上でも、決定的な注目度を集める映画の祭典だ。今年は例年以上に日本映画の存在感が増しそうな気配が漂う。 続きを読む » iflame 【関連】カンヌで上映される『そして父になる』『藁の楯 わらのたて』  メインのコンペティション部門では、名だたるベテランや気鋭の監督たちによる最新作20本が、最高賞のパルムドールを目指して競う。コーエン兄弟やスティーブン・ソダバーグ、ロマン・ポランスキーといったパルム経験者に加えて、ジャ・ジャンクーやアスガー・ファルハディのように、ヴェネチアやベルリンなどの映画祭での最高賞経験者が顔を揃えるラインナップは壮観だ。もちろん、ジム・ジャームッシュ、アレクサンダー・ペインといった実績豊かなアメリカの映画作家たちの新作からは目が離せないし、2年前に『ドライブ』(11)でカンヌをあっと言わせたニコラス・ウィンディング・レフンやパオロ・ソレンティーノといった70年代生まれのヨーロッパの監督も賞レースを賑わせるに違いない。もちろん地元勢のフランスからも、フランソワ・オゾンやアルノー・デプレシャンなど、日本にもファンの多い作家たちの最新作がお目見えする。

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