クランクイン! クランクイン!・2013年5月27日

『そして父になる』カンヌで審査員賞に輝く、パルム・ドールは同性愛を描いた作品

 第66回カンヌ国際映画祭の授賞式が26日夜(現地時間)に行われ、審査委員長のスティーヴン・スピルバーグ監督からコンペティション部門の各賞が発表された。最高賞のパルム・ドールにはアブデラティフ・ケシシュ監督の『Blue Is The Warmest Colour(原題)』が、主演女優であるアデル・エグザルコプラスとレア・セドゥの二人と共に輝いた。同部門に参加していた是枝裕和監督、福山雅治主演の『そして父になる』は審査員賞に選ばれた。同賞の日本映画の受賞は三國連太郎監督『親鸞 白い道』(87)以来、26年ぶり。 続きを読む » iflame 【関連】パルム・ドールを獲得した『Blue Is The Warmest Colour(原題)』場面写真  スティーヴンが名前を高らかに読み上げアブデラティフ監督が壇上にあがると、作品に関わったスタッフとキャストが肩を組み合って喜びを爆発させた。通常は作品に対して贈られる最高賞だが、主演女優もあわせて表彰されるのは異例のこと。アブデラティフの演出に見事に応えた二人の演技が高く評価された形だが、その源泉となるチームワークの良さが伝わる授賞式の一コマだった。

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