ラッセル監督が涙の決断!『アメリカン・ハッスル』原題が完成間近に変えられたワケ…
本年度アカデミー賞で最多10部門ノミネートされ話題になっている映画『アメリカン・ハッスル』のタイトルが完成間近で急きょ、変更されていたことが分かった。 続きを読む » iflame 【関連】アカデミー賞最多ノミネート『アメリカン・ハッスル』とは?雰囲気が伝わってくる場面写真はこちら もともとは『アメリカン・ブルシット』として製作が進められていた本作。ブルシット(bullshit)とは英語で「たわごと、でたらめ」を意味することから、ラッセル監督はFBIと天才詐欺師が解決したアブスキャム事件に基づくこの物語を「アメリカのたわごと」と、エンターテイメントとして見せようとした。しかし、ブルシットに含まれる“shit”は“Fuck”などと同様に、アメリカでは放送禁止用語に当たり、使用する際はご存知「ピー」音がかぶせられる。テレビなどで映画紹介されるたびにタイトルに「ピー」音が入ってしまっては宣伝にならないため、監督は泣く泣くこのタイトルで行くことを諦めたという。そして、代わりに用いられたのが、適正ワード「ハッスル(=詐欺)」というわけだ。