若き日のジェームズ・T・カークを描く『スター・トレック』第3弾
2009年から始まった若き日のジェームズ・T・カークを描く『スター・トレック』リブート作第3弾。スタートレックシリーズ50周年の2016年7月22日全米公開された(2015年9月26日に、2016年7月8日から二週間後ろ倒しされた)。
2016年3月29日には、邦題が発表。日本では『スター・トレック Beyond』として2016年10月21日公開予定だ。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の撮影の為降板したJ・J・エイブラムスに代わり、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンが監督を務める。リン監督は自身のツイッターアカウントにて『スター・トレック ビヨンド』の撮影が開始されたことをツイートした(2015年6月30日)。
監督候補には『新スタートレック』でウィリアム・ライカーを演じたジョナサン・フレイクスの名もあったそうだ。スタートレックを知り尽くした彼が撮った作品も観たかったというファンも多いことだろう。
尚、脚本はモンゴメリー・スコット(スコッティ)役で出演しているサイモン・ペッグと『コンフィデンス』などのダグ・ユングの共同執筆とのこと。
本作は2009年公開のJ・J・エイブラムズ監督作『スター・トレック』の続編だ。これらの連作はオリジナルTVシリーズ『スタートレック』のリメイクではなく、異なる時間軸、いわゆるパラレルワールドの作品なのだ。
この時間軸は、未来からやってきた謎の宇宙船に攻撃を受けたUSSケルヴィンの破壊から派生し、「ケルヴィン・タイムライン」と呼ばれている。
パラマウントは4作目制作の可能性を視野にいれ、カーク役のクリス・パインと、スポック役のザッカリー・クイントとの契約を更新した。第1作時点で続編2作に関してもオプション契約を交わしていた出演者の面々。しかしその契約は2014年に失効したため、新たな契約を結んだというわけだ。
その際、出演者のギャラも大幅アップ。中でもクリス・パインは第1作『スター・トレック』の60万ドルから10倍の600万ドルにアップしたそうだ。
尚、リン監督によると、前作に登場したキャロル・マーカス(アリス・イヴが演じた)は本作には登場しないそうだ。オリジナル『宇宙大作戦(TOS)』ではカークと重要な関係を築いたキャラクターだったこともあり、本作でキャロルを見られないのは残念。
主演の続投の次に気になるのが新キャストだろう。
2015年12月の時点で、『刑事ジョン・ルーサー』でジョン・ルーサーを演じたイドリス・エルバ、フランス人ダンサーのソフィア・ブテラの出演が決定している。
イドリス・エルバは次期ジェームス・ボンド候補にも挙がっている実力派俳優だ。ソフィア・ブテラは映画『キングスマン』で義足の殺し屋ガゼルを演じ、強烈な印象を残している。
ロサンゼルス市のチャイニーズ・シアターで名物となっている手形を残した当日、リン監督は「昨年の12月、『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』の撮影をしていた最後の週に、J・J・エイブラムスから連絡がきたんだ。『STは好きかい? 好きなら、この仕事を受けるべきだ。度胸をすえて、やってごらんよ』とね」と話した。
それを機に、STが人生においてどれだけの比重を占めていたかを思い返したというリン監督。小さなレストランを経営していた彼の両親は年中忙しく、家族が夕食をとるのは夜10時以降だった。少年期のリンは夜更かしをすることで両親と一緒に過ごし、TVで11時に放送されていたSTのオリジナルシリーズを見ていたという。
「友達はみんな『スター・ウォーズ』に熱中していたけれど、映画を見に行かなかった僕は"スター・トレックっ子"だったんだ。それを思うと、今回の決断はとても個人的なもので、気持ちを動かされたよ」と、監督を了承したときの心境を明かしている。
2016年5月23日には予告編第二弾が公開された。
第二弾では父を追い続けるカークの葛藤から始まり、エンタープライズクルーと謎の女性異星人の交流が描かれるなど、人物やストーリーに焦点を当てている。元々のテレビシリーズでは人間ドラマを得意としてきた『スタートレック』。往年のファンも満足できる仕上がりを期待したい。
2015年12月14日、待ちに待った最新予告編が解禁された。
前作から2年半後。物語はジェームズ・T・カークの指揮するエンタープライズが謎の攻撃を受け破壊されるところから始まる。
辛くも脱出ポッドで近くの惑星に逃げ延びたカーク達。
バラバラになったクルーはこの惑星から脱出しようと試行錯誤するが、そこにエイリアンの追っ手が迫る……。
有名なスター・トレック・ビヨンドの撮影隊が本日、ドバイでの撮影に先立って、著名なブルジュ・アル・アラブ・ホテルでの国内最大級の記者会見に集合しました。
国内外から100以上のメディアが参加して行われた記者会見には、監督/プロデューサーのジャスティン・リン、製作総指揮のジェフリー・チャーノフ、脚本のダグラス・ユングとサイモン・ペグ(ペグは出演もしています)やクリス・パイン、ザッカリー・クイント、カール・アーバン、アントン・イェルチン、イドリス・エルバらのスターが出席しました。
ドバイ映画テレビ委員会は、世界的に有名なSF映画シリーズの最新作であるスター・トレック・ビヨンドの撮影が、10月1日から13日間にわたりドバイで行われることを発表しました。撮影はドバイ・スタジオ・シティーのサウンド・ステージのほか、市内各所の重要な室内外のロケ地で行われます。
「ドバイという魅力的なロケーションを有用に生かせる素晴らしい脚本が完成した」と製作陣。脚本はダグラス・ユングらと今作に俳優として出演するサイモン・ペッグの共同脚本。
クリス・パイン扮するカークの新しいユニフォームや、ソフィア・ブテラ(『キングスマン』の最強女戦士)演じる、新キャラクターの白いエイリアンの姿を拝むことができる貴重なビデオ
出典:http://blog.livedoor.jp/beyond_cinema/archives/1037899154.html
開催期間は9月2日(金)から4日(日)までの3日間で、マンハッタンの11番街沿いにあるジャヴィッツ・センターで行われる。この人気シリーズを手掛けてきた米CBSは、同イベントについて「質問会やサイン会もあり、『スタートレック』の世界へとファンを誘うもの」だと請け合っている。特別ゲストや展示などの詳細は追って発表される予定だ。
ジェームズ・T・カーク役
U.S.S.エンタープライズの艦長。愛称はジム。後に伝説にとなる5年間の深宇宙探査に出航。スポック役
U.S.S.エンタープライズの副長兼科学主任。バルカンと地球人のハーフ。バルカンの血が色濃く、常に冷静沈着。ドクター・レナード・マッコイ役
U.S.S.エンタープライズの医療主任。愛称はボーンズ。ウフーラ役
U.S.S.エンタープライズの通信士官。スポックの恋人。モンゴメリー・スコット役
U.S.S.エンタープライズの機関主任。愛称はスコッティ。ヒカル・スールー役
U.S.S.エンタープライズの主任ナビゲーター(操舵手)。パーヴェル・チェコフ役
U.S.S.エンタープライズの航海士。クラル役
ジェイラー役
Dr. Carol Marcus役
Kalara/Jessica Wolff役
Kalara (voice)役
Ensign Syl役
Commodore Paris役
Commander Finnegan役
Fi'Ja役
Zavanko役
Tyvanna役
Ben役
Wadjet役
Teenaxi Leader役
Alien役
Green Girl役
Night Watch Captain役
Injured Senator役
U.S.S. Enterprise Bridge Officer役
キーンサー役
スコットと行動を共にしていた異星人。Photo Powered by bing
Director | |
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Characters | |
Writer |
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Producer |
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Screenplay | |
Costume Design |
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Hairstylist |
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Makeup Designer |
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Assistant Costume Designer |
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Set Costumer |
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Costume Supervisor |
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Seamstress |
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Production Design |
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Set Decoration |
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Art Direction |
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Supervising Art Director |
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Conceptual Design |
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Art Department Coordinator |
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Assistant Art Director |
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Construction Coordinator |
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Supervising Sound Editor |
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Foley |
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Music Editor |
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Sound Effects Editor |
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Music |
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Sound Re-Recording Mixer |
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Sound Designer |
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Casting |
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Associate Producer |
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Executive Producer |
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Casting Associate |
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Researcher |
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Director of Photography |
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Steadicam Operator |
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Additional Camera |
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Still Photographer |
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Helicopter Camera |
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First Assistant Camera |
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Camera Operator |
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Editor |
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First Assistant Editor |
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Visual Effects Supervisor |
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Visual Effects Producer |
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Special Effects Supervisor |
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Visual Effects Coordinator |
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Second Unit Cinematographer |
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Visual Effects Editor |
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Stunts |
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Script Supervisor |
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Gaffer |
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Rigging Gaffer |
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『スタートレック』は、1966年に始まったテレビ放送以来、現在まで続いているSFシリーズだ。
現在までにテレビシリーズ5作、アニメ1作、映画12作作られている(2015年6月現在)。『スター・トレック ビヨンド』は13作目の映画、『宇宙大作戦』のリブート第3弾だ。
全ての作品はリメイク作ではなく、同一の宇宙を舞台にしている(時折、平行宇宙が描かれることがある)。
最も古い時代を描くのが『スタートレック:エンタープライズ』だ。現時点で最後に放送されたテレビシリーズでもある。最も未来を舞台にした作品は、『新スタートレック』の劇場版、最後の作品『ネメシス/S.T.X』だ。
2017年には新テレビシリーズの放送が決定している。2016年1月時点では詳細は発表されていない。
略称 | 作品名 | 公開年 | 劇中の時代 |
ENT | スタートレック:エンタープライズ | 2001 - 2005年 | 2151 - 2161年 |
STXI | スター・トレック | 2009年 | 2258年 |
STID | スター・トレック イントゥ・ダークネス | 2013年 | 2259年 |
TOS | 宇宙大作戦 | 1966 - 1969年 | 2264 - 2269年 |
TMP | スター・トレック | 1979年 | 2271年 |
TWOK | スター・トレック2/カーンの逆襲 | 1982年 | 2285年 |
TSFS | スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ! | 1984年 | 2285年 |
TVH | 故郷(ふるさと)への長い道/スター・トレック4 | 1986年 | 2286年 |
TFF | スター・トレック5/新たなる未知へ | 1989年 | 2287年 |
TUC | スター・トレックVI/未知の世界 | 1991年 | 2293年 |
TNG | 新スタートレック | 1987 - 1994年 | 2363 - 2370年 |
DS9 | スタートレック:ディープ・スペース・ナイン | 1993 - 1999年 | 2369 - 2375年 |
GEN | ジェネレーションズ/STAR TREK | 1994年 | 2371年 |
VOY | スタートレック:ヴォイジャー | 1995-2001年 | 2371 - 2378年 |
FC | ファースト・コンタクト/STAR TREK | 1996年 | 2373年 |
INS | スター・トレック/叛乱 | 1998年 | 2375年 |
NEM | ネメシス/S.T.X | 2002年 | 2379年 |
「海外ドラマまとめ」は、様々なテーマ毎に海外ドラマや映画緒をまとめたページです。『スター・トレック Beyond』に似た海外ドラマや映画をお探し頂けます。
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