懐かしのNHK教育放送系ドラマまとめ
海外ドラマJP DRACO|更新日: 2015年10月1日
その昔ネット配信はおろかスカパーも専門チャンネルもなかった頃、夕方のNHK教育テレビジョン(Eテレ)で海外ドラマを見るのが楽しみだったと言う方、すごく多いですよね?そこで私たち海外ドラマ好きの礎を築いたあの懐かしのドラマたちを、一気に振り返ってみます。
フルハウス
完結済
ファミリー・シットコムの決定版! 妻を事故で亡くした夫が男友達や義弟に助けられながら子育てする物語
- 本国放送期間
- 1987年 - 1995年
- 本国放送話数
- 192話
- 視聴方法
-
- DVD発売中
- DVDレンタル中
Eテレ夕方の海外ドラマと聞いて真っ先に思い出すのはやっぱり『フルハウス』。それもそのはず、1993年から1997年まで全話を放送した後、1997年からと2005年からの2回も再放送されているのです。
つまり、1990年から今なお続く「海外少年少女ドラマ」枠四半世紀(!)の歴史のうち、なんと半分以上は『フルハウス』が放送されていたってことですね。その間に一体どれだけの少年少女(もちろん大人も)が『フルハウス』を見たのでしょう。本国アメリカでは紛れもない国民的ドラマですが、これはもう日本でも国民的ドラマと言っていいかも知れませんね。
その『フルハウス』の新作が製作されるというニュースが飛び込んできたのは、2015年4月のこと。タナー家の長女D.Jが中心のエピソードになるらしく、女優業を引退したミッシェル役オルセン姉妹がほんのちょっとでもでてくれないかしらとみんなが熱望しています。
放送は2016年の予定で、イマドキっぽくNetflixによる配信なんだとか。『フルハウス』はやっぱり夕方のEテレで見たいなあなんて思ってしまいますが、Netflixは日本にも進出したばかり。日本でもやっぱり配信になるのでしょうか。
天才少年ドギー・ハウザー
今も大活躍のニール・パトリック・ハリス主演のドラマ。天才=いけ好かない嫌みなヤツという公式を見事に覆してくれたさわやかなお話でした。ドギーは確かに天才なんだけど、普段の様子は本当に普通の16歳の青年でしたよね。親友ビニーとけんかしたりガールフレンドとの関係に悩んだり……医療ものの緊張感と青春ものの胸アツ感が見事にぎゅっと詰まっていました。どんなに天才でも飛び級なんて出来ない日本にいる私たちにとっては、10歳で大学卒業、14歳で医学博士という設定も憧れ度MAX。16歳だったパトリック・ニール・ハリスがとにかくキュートで、本作で2度目のゴールデングローブ賞にノミネートされたのもうんうん、頷けます。その後、まっすぐに育つのが珍しいハリウッド子役軍団の中にありながら、立派な俳優に成長したパトリック。映画やテレビだけではなく、ブロードウェイの舞台でも何度も主演して腕を上げていらっしゃるご様子です。『ママと恋に落ちるまで』のバーニー役での再ブレイクや、2014年のトニー賞主演男優賞受賞とノリにノってますね。『天才少年ドギー・ハウザー』は天才少年パトリック・ニール・ハリスの物語だったのかも。
アルフ
ある日突然毛むくじゃらの宇宙人・通称アルフ(Alien Life Form=地球外生命の略)と同居することになった家族のドタバタな毎日を描いたシットコム。
アルフはなんと228歳!胃袋を8個も持ってる大食い野郎なのでエンゲル係数はMAX。しかもブラックなジョークが大好きでいたずらばっかりやりたい放題、だけどどこか憎めない所が人気の秘密でした。本名が「ゴードン・シャムウェイ」っていうめっちゃアメリカ〜ンな名前だったりなぜか英語がペラペラだったりと突っ込みどころも満載でしたね。
日本語版の吹き替えは、アルフ役所ジョージ、一家の長ウィリアム・タナー役小松政夫という豪華版。懐かしい〜。
シリーズ最終回でアルフが捕まって終わった時には、「コメディなのにこの終わり方ってマジ?」と世間を驚かせたのですが、実は『アルフ』の完結編がシリーズ終了から6年も後に作られたってご存じでしたか?アメリカでは1996年、日本では2010年に放送された「アルフ ファイナル・スペシャル(PROJECT: ALF)」がそれです。タナー一家が出てこないところやシリーズ本編に比べてコメディ度合いが低いところが賛否両論。
ブロッサム
シングルペアレントのお父さんと2人のお兄ちゃんと暮らす少女ブロッサムの毎日を描くホーム・コメディ。相原勇がブロッサムの吹き替えを担当していました。
救命救急士と野球選手のお兄ちゃんたち、パパとは離婚してるママ、おじいちゃんそして親友のシックスが主な登場人物。
ストーリーが進むにつれて、そこに新しい登場人物が加わって行きます。上のお兄ちゃんアンソニーが結婚した奥さんと赤ちゃん、パパの再婚相手とその連れ子などなどなかなかに複雑な人間関係でございます。
実はこの『ブロッサム』、意外なゲストが出演していることでも知られています。例えば、『ベルエアのフレッシュ・プリンス』に出演中だった若き日のウィル・スミスがクロスオーバーで登場していたり、まだまだ無名な頃のデヴィッド・アークエットやトビー・マグワイアの姿を見つける事も出来ます。面白いところでは、「ミスター・プレイボーイ=ヒュー・ヘフナー」なんかもカメオ出演しているのです。
そんな『ブロッサム』はNHK教育テレビで1995年4月から1997年6月まで放送されていましたが、その後日本での再放送もDVD発売(アメリカ版のみ発売)もされていないのが残念ですね。
サブリナ
完結済
かわいい高校生魔女が繰り広げるドタバタの毎日が微笑ましい、大人気アメリカン・シット・コム・ドラマ。
- 本国放送期間
- 1996年 - 2003年
- 本国放送話数
- 163話
- 視聴方法
-
- DVD発売中
- DVDレンタル中
アメリカでは超〜有名な漫画『魔女サブリナ』の実写版シットコム。日本では1999年から2003年まで「サブリナ・マンデー」が続いておりました。
双子の叔母さん魔女ヒルダ&ゼルダと暮らすことになった新米魔女サブリナの成長日記は、とにかくキュート。修行中ならではのとんでも騒動が毎回毎回おこっちゃうところが楽しくてしょうがないのです。
そして忘れちゃいけないのが「100年間猫の刑」服役中の元魔法使い・黒猫セーレム。これがまた自己中でいたずら好きで、悪い顔しちゃってるんですよね。でもなんだか憎めないところがとっても人気で、当時はサブリナに憧れて黒猫ちゃん飼ってセーレムって名前つけちゃった女子が結構いたらしいですよ! 日本語版では小倉久寛が吹き替えを担当しました。
豪華なゲストが本人役で登場するのも話題でした。ブリトニー・スピアーズ、アヴリル・ラヴィーン、バックストリート・ボーイズなどなど、かなりのラインアップです。が、日本で発売されたDVDに全話収録出来なかったのは、この豪華なゲストたちの権利関係のせいだとか。うーん、痛し痒しという感じですね。いつの日かスッキリまあるく収まってコンプリート版が発売されるといいな。
おまかせアレックス
化学薬品を被ってしまい超能力が使えるようになってしまった中学生アレックス。超能力が使えることが周囲にバレたら大変!ということでこっそり超能力を使いながらいろんな問題に立ち向かって行く姿を描いています。日本では1997年から1999年まで放送されてました。
子どもの頃ってだれでも一度は超能力に憧れるものですよね。そんな夢をかなえてくれた様な気になれる楽しい青春ドラマが『おまかせアレックス』です。スライムみたいになって隙間をすり抜けたり、指から電磁波を出したり、物を浮かせちゃったり、ほんとアレックスが羨ましかったです。
それに「大人には内緒の秘密」を持ってるところもアレックスへの憧れ増幅ポイント。そう、アレックスの超能力は、親友のレイモンドとお姉ちゃんのアニーだけしか知らない秘密なのです。バレちゃうんじゃないかと毎回ハラハラしましたね〜。
実験材料として超能力を持つ子どもを探している薬品会社(実はお父さんの勤務先!)の罠もドキドキ材料でした。果たしてアレックスは悪い大人たちから逃げ切ることができるのか、最終回は感動ですよ!
第一シーズンにはデビュー直後のジェシカ・アルバもゲスト出演しているので必見です。
愉快なシーバー家
自宅の診療所で精神科医として診療しながら育児も頑張るお父さん、外で働くキャリアウーマンのお母さんと男女2人ずつの子どもたちの日常を描くファミリードラマ。日本では1997年から2000年まで教育テレビで放送され、その後BS2で再放送されました。
最終シーズン7にレオナルド・ディカプリオがレギュラー出演していたことでも有名なドラマです。レオ様の役どころは、先生になった長男マイクの生徒。なぜだかホームレスで学校に住んでいたので、しばらくシーバー家に居候させてもらうことになるというちょっとビックリなお子ちゃま役でした。御年16歳、フレッシュ!
でもでも『愉快なシーバー家』に出演していたスター・トゥー・ビーは、レオ様だけではないんです。例えばブラッド・ピット、実は2度もゲスト出演しています!それも違う役で(笑)。1度目は冴えないナンパ青年役、2度目はロック・ミュージシャン役です。このときキャスティングした人は、まさか後にハリウッドを代表する俳優になるなんて思ってなかったでしょう。
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このまとめを編集した人
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