アンダー・ザ・ドーム の作品紹介

巨大な謎のドームに街が包まれる！ 人気作家スティーヴン・キング原作のSFサスペンス

2009年に出版されたスティーヴン・キングの小説『アンダー・ザ・ドーム』。発売直後には、なんとスピルバーグが映像化を計画中と発表され、話題をさらった。待つこと4年、2013年6月～ようやくCBSでの放送が開始。パイロット版で様子を見るのが常識のアメリカで、いきなり13話オーダーという異例の人気ドラマだ。

豪華すぎる製作陣

スティーヴン・キングと言えば、『キャリー』『シャイニング』などで知られるホラー小説の大家。映像化された作品は数知れず、言ってみればアメリカの東野圭吾みたいな人だ（どちらも聞いたら怒るかも……）。
そのスティーヴン・キングの原作をスピルバーグが製作総指揮で映像化、お仲間総指揮陣にはキングをはじめ『LOST』のブライアン・K・ヴォーンやら『ER』『ロー＆オーダー：性犯罪特捜班』のニール・ベアが名を連ねるとあれば、否が応でも期待が膨らむというもの。
という訳で、見事初回プレミア放送ではCBSの「ドラマ初回放送最高視聴率＆最多視聴者数獲得」を達成した。

小説を読んでも心配ない

『アンダー・ザ・ドーム』はスティーヴン・キングの小説を映像化だ。とはいえ、原作に忠実な作りではないことが知られている。原作では一週間の出来事として描かれているが、ドラマ版では長期にわたる物語になっている。そのため、細かい設定にも変更が加えられ、なんと結末も原作とは違ったものになるという。いまのところ注目の結末を知る人物はこの世に3人、製作総指揮のベア、ヴォーン、そしてキングだけなのだそう。
ネタバレを心配せずに原作を読むことが出来そうだ。

目が離せない大きな謎

舞台は、ある日突然透明なドームに覆われて出ることも入ることもできなくなってしまった、ミズーリ州の田舎町。閉じ込められた町の人々の不安や不満、そして巨大ドームの謎はますます深くなっていく……。
というわけで、大体の主要キャストは町の住人だ。謎の男バービーをマイク・ヴォーゲル、ローカル新聞社の記者ジュリアをレイチェル・レフィブレ、町の秘密を知るビッグ・ジムをディーン・ノリスといった面々が演じている
直径10マイルにも及ぶ巨大ドームはどうして何のためにここに出来たのか?
飛行機がぶつかって墜落しても、ドームには傷ひとつつかないのは何故なのか?
物語は謎を抱えたままシーズン2へと突入する。お願いだから宙ぶらりんのまま打ち切りにならずにエンディングを迎えてほしいものだ。

更新日2014年3月12日