『24 –TWENTY FOUR- 』のキーファー・サザーランド主演! 息子の示す数字が世界をつなげるヒューマン・ミステリー
『24 –TWENTY FOUR- 』終了から2年、キーファー・サザーランドがテレビに帰ってきた! 『HEROES』のクリエイター、ティム・クリング( 原案・総指揮・脚本) とタッグを組み、自らも製作総指揮に名を連ねる話題作だ。無言症の息子ジェイクを男手ひとつで育てながら、息子が示す数字の謎を解き明かすために奔走する父親、マーティン・ボームの姿を描く。
キーファー・サザーランドといえば、ジャック・バウアー。このイメージを払拭することが並大抵でないことは、日本に住む私たちにだって解かる。ご本人だって痛いほどわかっているはず。だからこそ『24 –TWENTY FOUR- 』終了後のキーファーは、映画に出演したりブロードウェイで舞台に挑戦したりしていた。残念だけれど、しばらくの間テレビドラマに出ることはないだろう、というのが大方の見方だった。ところがキーファーはみんなの想像をうれしい形で裏切り、わずか2年というブランクでテレビに復帰してくれたのだ。製作総指揮のティム・クリングから『TOUCH』の構想を聞かされたキーファーは、引き受けざるを得ないと感じるほどこの役にほれ込んでしまったのだそうだ。
キーファー演じるマーティンは、言葉を話さない息子を持つシングル・ファーザー。妻を9.11アメリカ同時多発テロで失った。息子ジェイクとの関係に悩んでいたある日、ジェイクが綴る数字の羅列に意味があることに気付く。数字と数字、点と点を結ぶことで、世界を救おうと奔走するマーティンの姿と息子ジェイクとの親子愛をスピーディな展開で描く作品だ。ジャックバウアーとは全く違うタイプの主人公であるが、やはりここでもキーファーは勇敢で強い男を演じている。一見まったく関係なさそうな点と点が、文化・宗教・地域といったしがらみを超えて一つにつながっていくという壮大な構想と、親子愛を巧みに絡めることで多くの視聴者を魅了した。
製作総指揮のティム・クリングの代表作といえば『HEROES』。超能力者が活躍する様子を世界各地を舞台に壮大なスケールで描いた画期的なドラマだった。その大胆な手法は本作でも発揮されている。数字によって未来を描くジェイクの超能力や、初回放送にはイラク・アイルランド、そして日本が登場してストーリー展開していくところなどが、「さすがはティム・クリング!」と拍手を送りたい。しかも第一話は『アイ・アム・レジェンド』『恋人たちのパレード』などで知られるフランシスローレンスが監督を務めている。映画顔負けのスケール感が評判になり、その後のエピソードへの牽引役となった。
好評な滑り出しを見せた『TOUCH』だったが、残念ながらシーズン2で打ち切りが決定した。
マーティン・ボーム役
ジェイコブ・ボーム役
クレア・ホプキンス役
アーサー・テラー役
シェリ・ストラップリング役
Kayla Graham役
Lucy Robbins役
Amelia Robbins役
Calvin Norburg役
Trevor Wilcox役
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『TOUCH/タッチ』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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