シークレット・サークル の作品紹介

『ヴァンパイヤ･ダイアリーズ』のスタッフ×原作者が手がける若き魔法使いを描いたミステリー･ラブ･ファンタジー

『シークレット・サークル』は2011年からアメリカCWで放送開始。『ヴァンパイア･ダイアリーズ』のヒットに気を良くしたCWが、同じL･J･スミスの小説を原作とする『Secret Circle』の発注。何も知らずに育った16歳のキャシーが、引っ越しとともに自分が魔女であることを知り5人の仲間と成長し、自分たちにまつわる謎を解いていく物語だ。

ヒットクリエーターが集結

『ヴァンパイア･ダイアリーズ』のクリエーター･ケヴィン･ウィリアムソンがアンドリュー･ミラーとタッグを組んで製作総指揮にあたることでも話題なのが本作。そのほかには『ヴァンパイア･ダイアリーズ』に加えて『ゴシップガール』の製作にも携わったレスリー･モーゲンスタイン、『24』のアンドレア･ニューマンらが製作陣に迎えられている。まさにヒットクリエイター大集合で盤石の布石といったところだろうか。

フレッシュなキャスト陣も注目

『シークレット・サークル』の主人公キャシーを演じるのは『スクリーム4』で知られるブリット･ロバートソン、長年付き合ってきたサークルメンバーであるダイアナとキャシーとの間で悶々とする相手役アダムは、『HEROES/ヒーローズ』でクレアの幼なじみザック役、『ターミネーター：サラ･コナー･クロニクルズ』のジョン･コナー役が好評だったトーマス･デッカーが演じる。人気上昇中のトーマスだけに、切ない演技を披露出来そうな本作で一気に大ブレイクすることを本人も周りも期待しているのは間違いない。そのほか、サークルメンバーとしてフィービー･トンキン、シェリー･ヘン二グ、ジェシカ･パーカー･ケネディ、ルイス･ハンターらヤング･スターが出演、いずれも劣らぬ美貌の持ち主たちなだけに、誰が1歩抜きん出て人気者となるのか、今後の展開にも注目が集まる。

『シークレット・サークル』はティーンの心を掴めるか

物語は、自分が魔女であることを知らなかったキャシーが母を事故でなくし、母方の祖母の家に身を寄せるところから始まる。そして突然現れる5人の仲間、自分が魔女であることに覚醒したキャシーは16年前の事件の謎と自分たちのルーツを探るべく仲間とともに立ち上がる。仲間の一人であるアダムとはお互いに何かを感じ合うものの、もう一人の仲間ダイアナへの配慮からじれったい感じに・・・というロマンス要素もティーンものにはお約束の設定だ。ファンタジー×ミステリー×ラブロマンスというティーンの大好物3種盛り合わせで『ヴァンパイア･ダイアリーズ』を超えられるかどうかに注目が集まる。

更新日2012年9月3日