英国BBCが送る新解釈の三銃士 アクション×人間模様×美しい画面構成で見せる新感覚の歴史ものドラマ
初回放送で過去2年最高の視聴者数930万人を獲得し、第3話放送時には早くもシーズン2の製作が決まったという超人気大作。主演のルーク・パスカリーノはあまりの人気にポスト・ベネディクト・カンバーバッチの呼び声も高く、今後に期待がかかる。
三銃士といえば有名な仏アレクサンドル・デュマ・ペールの冒険小説。何度も映画化され最近ではオーランド・ブルームとミラ・ジョヴォヴィッチが敵役として登場した映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が記憶に新しい。
そんなお馴染み三銃士をSFアクション・ドラマ『プライミーバル』脚本のエイドリアン・ホッジスが新たな視点から手掛けたのが、『マスケティアーズ/三銃士』。原作を脚色するのではなく、原案として新たなストーリー展開を加えることで、テンポの良い冒険活劇に仕上がった。
アメリカ・ドラマに比べてどことなく暗くて地味な印象のあるイギリス・ドラマ、しかも歴史物となると「大河ドラマ的なのはちょっとご勘弁」と思う人も少なくないはず。そんなあなたもご安心あれ。重厚でありながらスピーディな展開で飽きさせないこと請け合いだ。
東の土方歳三、西のダルタニアンというくらいイケメンで知られる(マジ?)ダルタニアンは過去にも必ず眉目麗しい男たちが演じてきた。本作もそれに違わず、ルーク・パスカリーノという超イケメンがダル様を演じている。イギリス・ドラマファンならお気付きかも知れないが、ルークは『ボルジア 欲望の系譜』で末娘ルクレツィア・ボルジアと関係を結ぶ馬丁を演じていたあの青年だ。馬丁からダルタニアンへの大出世! 英BBCのキャスティング手腕、あなどれないぞ。
三銃士きってのモテ男アラミスも忘れちゃいけない。こちらはサンティアゴ・カブレラが演じている。『HEROES』での未来予知絵を描く画家アイザック役が印象深い。名前からして、もしや三銃士の敵であるスペイン系?と思われがちだが、実はチリ出身なのでご安心を。
三銃士の長であるアトスをトム・バーク(『名探偵ポワロ「複数の時計」』)、お茶目な力持ちポルトスをハワード・チャールズが演じている。
歴史物の成功の鍵を握っているのは時代を映し出す背景だ。多くの作品ではセットが組まれるのが普通だが、『マスケティアーズ/三銃士』は本物の王宮や城でのロケが行われている。特にルイ13世が登場する場面は豪華絢爛度合いハンパなし。王の図書室らしき部屋は、プラハにあるストラホフ修道院の神学の間。本物の中世美が醸し出す映像の素晴らしさから目が離せない。
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TVCARIBU さんが「Trial and Punishment(S2-E10)」についてコメント
「愛に負け、愛に勝つ」
銃士隊はロシュフォールの裏切りを証明しようとするがロシュフォールはちゃくちゃくと次の手を繰り出そうとしていた
TVCARIBU さんが「The Accused(S2-E9)」についてコメント
「愛と憎しみの炎」
アンヌ王妃に拒否られたロシュフォール憎さ百倍、ついに牙をむく、対する銃士隊に打つ手はあるのか、、続く
『マスケティアーズ/三銃士』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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