忽然と姿を消した4400人もの人々が、突然帰ってきた。いったい何のために? 先の読めない壮大なSFミステリー
2004年に第1シーズンが5週にわたって放送されるや否や、年度最高平均視聴率を獲得。2004年度エミー賞ミニ・シリーズ部門では作品賞・脚本賞・撮影賞の3部門にノミネートされるという快挙を成し遂げた。あのフランシス・F・コッポラが製作総指揮の一人というだけでも一見の価値がありそうなミステリー大作だ。
半世紀の間にいろんなところで行方不明になっていた人たちが突然光の球体とともに戻ってくるところから『4400 フォーティ・フォー・ハンドレッド』の物語は始まる。その数なんと4400人! しかも失踪した時のままの姿で、失踪中の記憶は一切ないのだ。が、そのうち彼らの特殊能力が判明し……謎が謎を呼び、思わぬ方向に話は転がっていく。
謎と緊張感あふれる展開は、『X-ファイル』のようだとか『24-TWENTY FOUR』に通じるものがあるとか、いやいやそれより『LOST』的だとか言われ、つまりいろんな有名ドラマをぜんぶ合わせたくらい面白いってことなのだ。
謎解き役は、NTAC(国家脅威対策本部)の捜査官で4400の一人である甥っ子を持つトム(ジョエル・グレッチ)と、そのバディ=ダイアナ(ジャクリーン・マッケンジー)。ダイアナは4400の一人で身内のいない少女マイアを養子として迎え入れた愛と勇気溢れる女性だ。
そしてタイトルが『4400 フォーティ・フォー・ハンドレッド』と言うだけあって、主要人物は次々に登場する4400たち。昏睡状態だったトムの息子カイル(4400ではない!)も、並の4400(そう呼べる人がいるのかはわからないが……)以上の働きをしていく。
この『4400 フォーティ・フォー・ハンドレッド』、2007年のシーズン4を持って打ち切りとなってしまった。当然話は尻切れトンボ、続きは小説で読んでね、ということに相成った。だが、2009年7月と10月にアメリカで発売されたフィナーレ本はいまだ日本では発売されていない。最後まで知りたい方は、頑張って原書でお読みいただくしかないのだ。
Kyle Baldwin役
Jordan Collier役
Maia Skouris役
Richard Tyler役
Isabelle Tyler役
Shawn Farrell役
Diana Skouris役
Tom Baldwin役
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『4400 フォーティ・フォー・ハンドレッド』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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