元ホワイトハウス広報担当官の女性フィクサーがあらゆるスキャンダル封じに奔走するリーガル&ポリティカル・サスペンス
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのションダ・ライムズ(『グレイズ・アナトミー』『プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち』)製作作品。ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の補佐官としてPR兼危機管理コンサルタントを担当したジュディ・スミスをモデルに、政治家たちのスキャンダル封印にまつわる闇と人間関係を暴き出すドラマ。
弁護士事務所「オリヴィア・ポープ&アソシエイツ」の代表であるオリヴィアは、クライアントの秘密やスキャンダルを封印するためにはイリーガルな手段をも厭わない鉄の女。彼女の活躍をスピーディな展開で描いて、小気味好いほどにエキサイティングなのが『スキャンダル 託された秘密』。
でもオリヴィアはなんと大統領と不倫関係にあって、「おいおい、その秘密が一番ヤバいんじゃない?」と視聴者をヤキモキさせてくれちゃったりもするのだ。
アメリカの人気ドラマプロデューサーとして名前が挙がる人は実はほとんどが白人男性だ。そんな中、女性でなおかつ黒人というハンデを背負いつつショウビズ界の頂点に昇りつめたのがションダ・ライムズだ。
彼女は、一部のシットコムを除いて黒人主体のドラマはヒットしないという常識に真っ向から立ち向かい、『スキャンダル 託された秘密』の主役に黒人女性を起用。しかも白人の米大統領と愛人関係にあるという設定で観る者を驚かせたのだ。そして見事に大ヒット。
2014年秋シーズンのABC木曜夜枠は8時以降、『グレイズ・アナトミー』『スキャンダル 託された秘密』『殺人を無罪にする方法』と、彼女の作品3連発。もはやションダ・ライムズ・ランドと化している。あ、ちなみにションダ・ライムズの制作会社は「Shonda Land」という名前だ(笑)。
オリヴィア・ポープを演じるケリー・ワシントンは人気急上昇。2013年PEOPLE誌「世界で最も美しい女性」ではなんと2位にランクインした。
そのファッショニスタぶりが評判で、クリスチャンディオールのコート、プラダのバッグ、アルマーニのジャケットなど彼女が身につけて登場するたびに売れ行きが伸びるそうだ。ついには彼女自身がアドバイザーを務める「THE LIMITED」オリヴィア・ラインなるものも発売され、手頃な価格設定もあって大成功している。新世代のおしゃれ番長としての快進撃も止まらないのだ。
オリヴィア・ホープ役
スティーブン・フィンチ役
ハリソン・ライト役
アビー・ウィーラン役
クイン・パーキンス役
ハック役
Huck役
フィッツジェラルド・グラント大統領役
サイラス・ビーン役
メリー・グラント役
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federao さんが「Top of the Hour(S2-E16)」についてレビュー
大統領はジェイク←オリビアの助力で人質事件を解決。オリビアは最高裁判事候補女性の不倫問題に。人質事件とジェイクの戦闘シーンが重なるところは見ごたえあり。司法長官の疑惑を追っていたクインがピンチ
federao さんが「One for the Dog(S2-E10)」についてレビュー
フィッツは大統領選不正に絡み不信感を募らせる。デイビットはクビになり、付き合っていた女性がベットで死んでいるの見つける。並行ストーリーの出来がいい。
federao さんが「Nobody Likes Babies(S2-E13)」についてレビュー
選挙不正が明るみに出ようとするが、サイラスが夫を止め、心変わりしたエイミーはカードを盗む。大統領も心変わり。この二重の緊迫した展開がいい。
『スキャンダル 託された秘密』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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