天才数学者がすべての謎を数学的観点から解き明かすクライムサスペンス
南カリフォルニア大学で教鞭をとる数学者チャールズは、捜査官である兄ドンの捜査に協力するFBIコンサルタントでもある。数学的理論を用いれば解析不可能なことなど何一つないという謎解きミステリーだけにとどまらず、チャールズとドンの兄弟関係も丁寧に描いている。数学的理解がなくても十分に楽しめる仕上がりだ。
『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』の製作総指揮を務めるのは、リドリー&トニー・スコットの兄弟。
それぞれが大作映画の監督を務めてきたハリウッド大物中の大物だ。その巨匠兄弟がテレビシリーズでタッグを組む、しかも兄弟が協力する物語、ときたら興味がわかないはずがない。
そのトニー・スコットだが、残念なことに2012年に死去。兄弟ともにノリに乗っていると思われていただけに、本当に残念だ。
天才である弟に引け目を感じる兄、誰よりも兄を敬愛し認められたい弟、そんな二人を見守り愛する父……という設定が、今となってはスコット家とオーバーラップしてさらに意味深いものになっている。
『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』で推理の中心となるのは、チャールズの数学的理論。犯人の行動解析から行動予測、友人関係までもぜ~んぶ解かってしまうのだ。
数学でこんなことまで解かるんだと思うと、もうちょっと勉強しておけばよかったかなあ、なんていう気にもなってくる。「数学嫌い!」と言い出す前の子どもにぜひ見せておきたい。
東野圭吾原作の『ガリレオシリーズ』、物理学者と数学者の違いはあるものの、超頭がいい学者が事件を解決していくすっきり感が『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』と似ていると言われている。
『ガリレオ』の映像化は2007年だが、原作が発表され評判を呼んだのは、1998年から。「『ガリレオ』の方が先だぜ!」と思いながら見るのも楽しいかもしれない。
アラン・エプス役
テリー・レイク役
メーガン・リーブス役
ラリー・フラインハート役
アミタ・ラマヌジャン役
David Sinclair役
Colby Granger役
Liz Warner役
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federao さんが「The Fifth Man(S5-E20)」についてレビュー
2016年12月13日 ネタバレ
今回の犯罪集団はチャーリーの計算では4人だったが、実際は5人であった。このためドンは刺されて生死をさまよう。
『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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