飛行機事故で突然超人的なパワーが 元普通の4人家族の戸惑いと活躍を描くヒロイック・コメディ
製作総指揮は、『トゥルーコーリング』を手掛けたジョン・ハーモン・フェルドマンと、後に映画『グリーン・ランタン』や『ARROW / アロー』を手掛けることになるグレッグ・バーランティ。どおりで特殊能力に目覚めた人たちの心理描写がお上手なはずだ。悩んだり迷ったり陶酔したりするパウエル一家に親近感を覚えずにはいられない。
メインキャストはもちろん4人のファミリーメンバー。
優秀な研究者である妻に気後れするパパをマイケル・チクリス。ただのハゲ親父と侮るなかれ。エミー賞主演男優賞の受賞歴を持つベテラン俳優なのだ。パパ繋がりでは日本が誇る宮崎アニメ『千と千尋の神隠し』英語版で千尋のお父さんの声を担当しているお方でもある。
ママ役はジュリー・ベンツ。『デクスター 〜警察官は殺人鬼』でデクスターの妻役を演じ、一気に注目を集めた日本人好みの小柄女優だ(とはいっても163㎝)。
恋愛一直線の長女ダフネはケイ・パナベイカー。子役出身の彼女はある意味4人の中で1番「普通じゃない」。たくさんの映画・テレビ出演をこなしながら飛び級を重ね、なんと17才でUCLAを卒業したという才媛なのだ。
ゲームばっかりしている弟クンはジミー・ベネット。7才からキャリアを積んで『パワー・オブ・フォー 普通じゃない家族』当時は御年14才。映画『スター・トレック』(2009)ではカーク船長の子ども時代を演じた。
この家族のどこがいいかというと、ホントにホントに普通の人たちだ(だった?)ってこと。『HEROES』ほど深刻じゃなく『CHUCK/チャック』ほどおちゃらけてもいない実にリアルな感じ。「もしかしたら自分もそれやっちゃうかもね。」的なあるあるが満載なのも楽しい。
例えば、超人的なジャンプ力を手に入れちゃったパパさん、隣のビルにジャンプしようとしたらぜ〜んぜん届かずあえなく落下。あらら〜、かっこよくないじゃないですか。だってこの前まで普通の人だったんだもん!てな感じだ。
2010年9月放送の第1話は1069万人の視聴者数を獲得したものの、第2話では899万人に落としてしまった。当時人気の『NICS』や『glee』に押され気味で終止苦戦を強いられた状態だった。
結局、パパ役マイケル・チクリスに新ドラマ『Vince Uncensored』主演のオファーがあったことなどから、2011年4月までの全20話をもって終了した。
Daphne Nicole Powell役
Katie Andrews役
J.J. Powell役
Stephanie Powell役
Helen Burton役
Sophie Adler役
Bret Martin役
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『パワー・オブ・フォー 普通じゃない家族』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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