デアデビル の作品紹介

昼は盲目の弁護士、夜はクライム・ファイターとなるマーベルヒーローのアクションドラマ

快進撃を続ける映像配信通信サービスNetflixによる「マーベル・シネマティック・ユニバース」作品第１弾。舞台はニューヨークのスラム街「ヘルズ・キッチン」。少年時代に視力を失ったのと引き換えに超人的な感覚を持つことになった主人公が悪を斬る。全世界で人気を誇る超人気キャラクターの宝庫マーベルの世界観を堪能出来るアクションドラマだ。

新ヒーローはこの人

夜になるとデアデビルになるマット・マードック。そのマット・マードックを演じるのは『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のチャーリー・コックスだ。2003年の映画版ではベン・アフレックが演じた役ということで、新進俳優チャーリーにとっては大チャンス！ イギリス出身のチャーリー、実は元貴族の家系。なんと祖先にはかつてニューヨーク市長を務めた人がいるとか。もしやニューヨークの安全を守るDNAを持ってたってことかな？
デアデビルが対決する犯罪王フィスク＝キングピンには『LAW & ORDER クリミナル･インテント』のヴィンセント・ドノフリオ。お相手役カレン・ペイジはHBOのバンパイアドラマ『トゥルー・ブラッド』ジェシカ役で人気急上昇のデボラ・アン・ウォールが務める。
シーズン2からは『ドラゴン・タトゥーの女』『G.I.ジョー　バック2リベンジ』のエロディ・ユンが赤いコスチュームの刺客エレクトラ役で出演する。

製作陣の壮大な青写真とは

製作総指揮を務めるのは『スパルタカス』のスティーヴン・S・デナイトや『エイリアス』『LOST』の脚本で知られるドリュー・ゴダード。『バフィー 〜恋する十字架〜』繋がりの2人だ。
Netflixでは今後「マーベル・シネマティック・ユニバース」作品のシリーズ化を予定している。第1弾である『デアデビル』に続き、PTSDに悩むスーパー・ヒロイン『ジェシカ・ジョーンズ』、前科者で無敵の皮膚を持つ黒人ヒーロー『ルーク・ケイジ』、マーシャル・アーツの達人『アイアン・フィスト』と新たなヒーローたちが続々登場。最終的には『ディフェンダース』で4人がタッグを組むという映画『アベンジャーズ』スタイルが予定されている。
いやはや、ネット配信ドラマの成長スピード感はんぱない。

いよいよネット界にもバリアフリーの波が

『デアデビル』は盲目のヒーローが活躍するドラマだ。それを受けて配信開始直後から視覚障がい者にも楽しめるような配慮が欲しいと言う声が上がった。Netflixはこれを受けて、なんとわずか1週間で視覚障がい者向けの音声ガイド（解説音声）を利用できるようにしたのだ。この柔軟性がネット配信ドラマの快進撃に繋がっているのかもね。

更新日2015年10月23日