1960年代のニューヨーク。大手広告代理店を舞台に繰り広げられる、広告マンの無節操ライフを美しく描く。
『マッドメン』は、2007年の放送開始以降、エミー賞作品賞(ドラマ部門)4年連続受賞、ゴールデン・グローブ賞テレビドラマ作品賞3年連続受賞という快挙を成し遂げたメガヒットドラマだ。製作総指揮・監督・脚本のマシュー・ワイナーをはじめ超一流クリエーターたちが描くアメリカ黄金時代のロマンとタブーが見どころ。
『マッドメン』とは、マディソン・アヴェニューの男たち(MADison Avenue MEN)を指しているそうだ。今でもマディソン・アヴェニューには大手広告代理店の本社が多くあるからだ。
製作総指揮他を手掛けるマシュー・ワイナーは、ドラマ『ソプラノズ』でエミー賞ドラマ部門脚本家賞に21回ノミネートされ、うち6回も受賞しているというすごい人。『マッドメン』でもその手腕を存分に発揮したと評判だ。
その一番大きな功績は、放送契約を大手ネットワークではなく、有料ケーブル局であるAMCと結んだことだ。『マッドメン』の舞台である1960年代のNY広告マンを取り巻く環境は、社内飲酒・マナーゼロの喫煙・人種差別・男尊女卑・子供への体罰などなど現在ではタブーとされる行為のオンパレード。CMスポンサーや規制にがんじがらめになる大手ネットワークでは、妥協を余儀なくされるのが必至だったからだ。
事実、シーズン5製作が遅れたのは、ヒットに気を良くしたAMC側からCM・スポンサーがらみの要求があり、ワイナーが断固拒否したからだと伝えられている。
60年代のお洒落ピープルを美しい映像で淡々と描く『マッドメン』。派手な演出がないにもかかわらず、これだけの評判と視聴者を引き付ける秘訣は、やはり優れた脚本と出演者の魅力だろう。80人の候補者から選ばれたという主役のジョン・ハムをはじめ、多くのキャストがブレイクしている。
ドン・ドレイパー役
ペギー・オルセン役
ピート・キャンベル役
ベティ・ドレイパー役
ジョーン・ホールウェイ役
ロジャー・スターリング役
Harry Crane役
Ken Cosgrove役
Sally Draper役
Bertram Cooper役
Photo Powered by bing
ニューヨークのマディソン・アベニューにオフィスを構えるスターリング・コーポレーション。数多くのクライアントを抱える大企業だ。
ドン・ドレイパーはそこでクリエーティブ・デレクターを勤める一流の社員である。ドンの仕事は広告だ。
黄金時代と称された1960年代、消費者の購買意欲が高まって来ている。ドンはそんな彼らに車やテレビ、洗濯機など様々な商品を宣伝する。
『マッドメン』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
アカウントを作成する場合は、DRACO の利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。
「海外ドラマまとめ」は、様々なテーマ毎に海外ドラマをまとめたページです。『マッドメン』に似た海外ドラマをお探し頂けます。
ログインしてお気に入り登録やコメント投稿をしよう。
アカウントを作成する場合は、DRACO の利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。
『マッドメン』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
アカウントを作成する場合は、DRACO の利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。