あの『Xファイル』の原点!? いまなお根強いファンを持つ、古き良き時代を代表する秀逸特撮ホラー
ダーレン・マクギャビンが演じる主人公は、シカゴの新聞記者カール・コルチャック。毎日取材に奔走するものの、彼が関わる事件は怪奇現象やらモンスターやら一筋縄では行かないものばかり…果敢にも事件の真相を突き止めるコルチャックなのだが、信じがたい内容故にいつも記事はボツになってしまうという一話完結ものだ。
『事件記者コルチャック』というタイトルから、『刑事コジャック』やら『刑事コロンボ』を想像してはいけない。なぜなら『事件記者コルチャック』は、単なる推理物ではなく正真正銘のSFでありホラーだからだ。日本でも隠れたファンの多い作品として知られている。
とはいえそこは70年代作品。震え上がったりおぞましく思ったりするシーンはなく、全体的になぜかのどか~な感じがするのだ。
日本でいうと、ウルトラマンとかライダー物などの特撮ものが、それほど深刻ではない感じと似ているかもしれない。
70年代の街並みや車を観ているだけでも、当時を知る者にとっては懐かしさMAX!
しかもその頃の海外ドラマといえば、当然日本語吹き替え版。
ということで、なぜか2010年発売のDVDボックスには英語音声がなく、日本語吹き替えのみとなっている。
『事件記者コルチャック』が後世に残した功績は大きい。その代表格が、かの有名な『Xファイル』だ。製作総指揮のクリス・カーターによれば、『事件記者コルチャック』は彼の大好きな作品であり、『Xファイル』はコルチャックをより現実的かつ現代的に製作した作品なのだという。
コルチャックが活躍していた時代と現代とでは、科学の進歩も特撮技術も隔世の感がある。コルチャックが現代にいたらどんな活躍を見せてくれるだろうか……などと想像しながら見るのもまた一興だ。
『事件記者コルチャック』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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