鬼才デヴィッド・フィンチャー監督初の連続ドラマはなんとネット配信! 大統領に裏切られた政治家の復讐劇を描く
映画『セブン』『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』で知られるデヴィッド・フィンチャー監督が始めて連続ドラマを手掛ける、それもネット配信で、ということで世間を騒然とさせた全13話。製作総指揮だけでなく1・2章では自ら演出も担当したフィンチャー色全開の本作は、100億円を投じた大作だ。
新大統領誕生に貢献することで約束されていたはずの国務長官の椅子。それを反古にされたベテラン議員フランシス・アンダーウッドの復讐劇を描く社会派ドラマ。
サッチャー首相の事務方を務めていたマイケル・ドブズの著書『野望の階段』をドラマ化した英BBCのミニドラマを見たフィンチャーが、リメイクに乗り気になったのだとか。舞台をワシントンD.Cに移し、脚本家に政界暴露映画『スーパーチューズデー〜正義を売った日〜』でアカデミー賞候補になったボー・ウィリモンを配することで、見事なアメリカ版「倍返し」完成と相成った。
『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は、オンラインDVDレンタル&動画ストリーミングサービス会社「ネットフリックス」が有料ストリーミング配信用に作成した全13章のオリジナル・ドラマ・シリーズ。
100億円もの制作費、人気監督を製作総指揮に配し、しかも主演は『アメリカン・ビューティ』でアカデミー主演男優賞を受賞した名優ケヴィン・スペイシーと来た。レンタDVD会社ってそんなに儲かってたんだ〜と驚いた人も多いはず。
本作の成功で「ネットフリックス」の会員数は2700万人から4000万人超えに急増! 株価も上昇というから驚きだ。
成功の鍵を握っていたのは、ストリーミング配信。DVDやネット配信の普及でドラマ一気見派は着実に増えている。新作ドラマが一気見出来るとなれば、何週間も見続けなければいないテレビよりニーズにあった見方が出来るという訳だ。
エミー賞といえば、米国テレビ芸術科学アカデミー主催でテレビに関する業績に対して与えられる賞のはず。そのエミー賞に、ネット配信ドラマでありながら全9部門でノミネートされ、監督賞を始め3部門受賞を果たしたというだけで、どれだけスゴイかお解りいただけるだろう。もちろん史上初の快挙であり、ドラマ新時代の幕開けを告げた画期的な作品として今後も語り継がれることは間違いない。
フランシス・アンダーウッド役
クレア・アンダーウッド役
ゾーイ・バーンズ役
Doug Stamper役
Linda Vasquez役
Christina Gallagher役
President Garrett Walker役
Lucas Goodwin役
Lisa Williams役
Rachel Posner役
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TVCARIBU さんが「Chapter 27(S3-E1)」についてコメント
スタンパー生存確認。しかしそれでも復帰しフランクにつかえようとする姿が帰って痛々しい。
奥さんのクレアも野望の人か、しかしあんまり勘違いすると旦那に迷惑かかるんじゃ、
『ハウス・オブ・カード 野望の階段』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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