お馬鹿モデルの新しい人生をコミカルに描いた法廷恋愛ファンタジー・コメディ。
2009年からアメリカLifetimeテレビでシーズン4まで放送中。
オーディションに向かう途中、交通事故死したモデルのデビー。なんと、同じ瞬間に心停止状態になった弁護士ジェーンの身体に乗り移り、生き返ることに。生き返ったジェーンはデビーの魂+デビーとジェーン二人分の記憶を持つという特殊な人になる。しかも、ジェーンはお世辞にも美人とはいえないちょっと太めの女性。
『私はラブ・リーガル』は、そんなデビーの新しい人生をコミカルに描く、ハッピーオーラ満載の法廷恋愛ドラマだ。
とにかく全編に渡って女子が大好きなハッピーが詰まっているハート・ウォーミング・ドラマの決定版だ。製作総指揮はミュージカル映画『シカゴ』や『ヘアスプレー』で知られるプロデューサー、ニール・メロン。『ヘアスプレー』で人種差別の問題を明るくカラッと取り上げた手法は、本作にも生きている。主役のジェーンを務めるのは、本作が初主演のブルック・エリオット。ブロードウェイミュージカルで活躍してきた舞台女優であり歌手でもある。この2人がタッグを組んだからこそのミュージカル・シーンが本作の見どころのひとつ。そう、ハッピーとミュージカル・シーンは切っても切れない関係にあるのだ。このミュージカル・シーンは好評らしく、ドラマが進むにつれて増えてきているそう。ブルック・エリオットにとっては本領発揮出来るうれしい瞬間に違いない。
見かけがいまいちだけど知的で性格も良い女性と中身は薄っぺらだけどとってもきれいな女性のどちらがいいか……これは本当に究極の選択。女性か男性かで大きく意見も割れるところだろう。でもこれが本作のメインテーマ。ジェーンの見かけを持ったデビーが、きれいだった頃の自分よりも人としてステップアップしていく姿は、人は外見がきれいなだけじゃ何かが足りないとか、人と違ってこそ良いこともあるということに気付かせてくれる。こういう話が嫌いな女性はあまりいいない(いるとしたらよっぽどルックスが良い女性だ!)ので、女性ファンの心をつかむことははじめから約束されていたようなもの。これに加えて、毎回法廷ものとしてのストーリー展開もシリアスになりすぎない絶妙なバランスで絡んでくるのだから、面白くならないはずがない。そして働く女子にはお約束の恋愛模様も絡んでくれば、もうこれは鉄板だ!
そんな恋愛模様部分を支えているのは、デビーの元恋人グレイソン役のジャクソン・ハースト。そこに守護天使フレッド役のベン・フェルドマンとデビーの親友ステイシー役のエイプリル・ボールビーの関係も加わって、女子たちがはまること間違いなしのドラマに仕上がっている。
このドラマ、原題は『Drop Dead Diva』という。「え〜、『私はラブ・リーガル』要素全くないじゃない! 」と思ったあなた、この邦題こそがこのドラマを端的に言い表しているのにお気付きにならなかったかな? 実はラブ・リーガルは愛、法律などの意味の他に、ラブリー・ガールと掛けているのだ。だじゃれか!? つまりこの邦題には、本作のテーマのすべてが詰まっているのだ!ブラボー!原題よりずっとこのドラマらしいじゃないか。
そんなこんなを考えながら見れば、さらに楽しさがアップすることは間違い無し。さあ、今日からあなたもハッピーオーラを身に纏おう!
『私はラブ・リーガル』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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