ダウントン・アビー～貴族とメイドと相続人～（海外ドラマ：2010年 -）

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ダウントン・アビー～貴族とメイドと相続人～の作品紹介

ギネスにも登録！ 1912年、イギリスの大邸宅「ダウントン・アビー」を舞台に繰り広げられる究極の愛憎劇

「ダウントン・アビー」に暮らす貴族クローリー家に相続問題が勃発。邸宅で働く使用人達の人間模様も複雑に絡み合い、欲望と保身のためのあんなドロドロやこんなジメジメが描かれる。イギリスでの平均視聴率40％（録画含む）という驚きの人気が世界中に広まり、アメリカでも驚異の視聴者数を稼ぎ出している。

輝かしい受賞歴

イギリス国内でのBAFTA賞やナショナル・テレビジョン・アワードはもちろんのこと、アメリカのエミー賞、ゴールデングローブ賞で作品賞ダブル受賞を始めありとあらゆる賞を獲得したと言っていい程の受賞歴を誇る『ダウントン・アビー～貴族とメイドと相続人～』。
イギリスの番組の中で最も多くエミー賞を受賞した作品という記録も持っているのだそう。
何と言っても驚くのは「世界で最も高い評価を受けているテレビ番組」としてギネス・ブックにも掲載されていること。この記録を塗り替えるドラマが将来出てくるのかどうかも気になるところだ。

貴族の生態を覗いてみよう

クローリー家の家長で温厚なロバート・グランサム伯爵をヒュー・ボネヴィル。この人は基本いい人。その夫人コーラ（エリザベス・マクガヴァーン）は富豪アメリカンの出身なので、先代伯爵夫人つまり義母のバイオレットとぶつかるぶつかる。そのバイオレットを演じているのがマギー・スミス。ハリーポッターのマクゴナガル先生とは一転、誇り高いいけずババア（失礼！）ぶりが素晴らしい。
クローリー家の三姉妹をミッシェル・ドッカリー、ローラ・カーマイケル、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、新たな相続人として登場したマシューをダン・スティーヴンスが演じる。中流階級の弁護士というフツーの人マシューに対してバイオレットの当たりがこれまた強くて怖い！このダン・スティーヴンス、次世代ヒュー・グラントの呼び声も高いので先物買い好きな方は要チェックだ。

使用人側だって負けてはいない。

普段は最上級のお世話をしていながら、使用人部屋に引っ込めば悪口三昧意地悪し放題！こんなもんだろうと知りつつも、やっぱりこわっと思ってしまうあたりがこのドラマの醍醐味ともいえる。そんな使用人裏社会の中でも、執事カーソン（ジム・カーター）や家政婦長ヒューズ（フィリス・ローガン）のプロフェッショナルぶりはほっとさせてくれる。
まあ、どんな世界にもいい人とあまりよろしくない人がいるという縮図のようなドラマが『ダウントン・アビー～貴族とメイドと相続人～』なのだ。

更新日2014年5月9日