全米中のサスペンス好きを唸らせた! 現在と過去が交錯しながら真相に迫っていくサスペンスドラマ
『ダメージ』は2007年から放送が開始されたサスペンスドラマ。2011年にシーズン4が放送され、シーズン5までの製作が決定している(2012年5月現在)。パティを演じるグレン・クローズは5度のオスカー候補経験がある本格派女優である。『ダメージ』でもゴールデン・グローブ賞とエミー賞で最優秀主演女優賞を受賞し、話題となった。エリン役を演じるのはローズ・バーン。『トロイ』のブラッド・ピットの妻役、『28週間後…』のヒロイン役など、映画の活躍が目立つ最近の注目株である。
有名法律事務所への就職が決まり、恋人との結婚も決まったエリン。新人弁護士としても、女性としても、充実した日々が待っているはずだった。ところがある朝、エリンは高級マンションから飛び出し、街をさまよっているところを警察に保護される。しかも血まみれで下着にコートを羽織っただけの姿だった。自宅では婚約者のデービッドが遺体で発見され、エリンにその容疑がかけられる。一体エリンに何が起こったのか? 事のきっかけは半年前に遡る。パティは勝つためなら手段を選ばない敏腕女性弁護士。エリンはパティの法律事務所で働き始める。パティは人の心理を読むことに長けていて、巧みに人を操りながらも、本心は見せない。そんな姿を見て自分も利用されていると気がつくエリン。次第に周囲に対しても疑心暗鬼になっていく……。
『ダメージ」は衝撃的な始まりと、想像を超える展開が全米で話題となった。過去と現在が交差しながらストーリーが展開してく。起点となるのは、血まみれとなって飛び出すあのシーンである。エリンがパティの元で働き始めるのが半年前。それから冒頭のシーンに行き着くまでと、警察に保護された現在の状況がフラッシュバックしていく。パティが担当する集団訴訟事件と絡みながら、次第に事の真相に近づいていくのである。希望にあふれて仕事にのめり込むエリンと、そんなエリンを利用しようとするパティ。信じられるものは何なのか、正義とは何なのか、事件の真相は? サスペンス好きにはたまらないドラマである。
エミー賞、ゴールデン・グローブ賞では、パティを演じるグレン・クローズが最優秀主演女優賞を受賞している。また、惜しくも受賞は逃したが、それぞれ作品賞にもノミネートされた。製作総指揮、脚本を担当したのは、『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』で脚本を担当したトッド・ケスラー。このトッド・ケスラー、実は冒頭のシーンにちょい役で登場している。エレンが飛び出してくるマンションのドアマン役である。予測不可能なドラマの製作者を是非チェックしてみて欲しい。
Patty Hewes役
Arthur Frobisher役
Ellen Parsons役
Tom Shayes役
Katie Connor役
Daniel Purcell役
Channing McClaren役
Leonard Winstone役
Marilyn Tobin役
Ray Fiske役
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『ダメージ』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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