CSI：マイアミ の作品紹介

フロリダ州マイアミを舞台に、難事件に挑む科学捜査班＝CSIチームの活躍を描くCSIシリーズ第二弾。

『CSI：科学捜査班』から生まれた最初のスピンオフが『CSI：マイアミ』。2002年から2012年まで10シリーズにわたって放送され、2006年には「世界で最も多くの人に見られたアメリカのテレビ番組」（ロイター通信）と報じられたほどの大人気ドラマだ。

憧れのリゾートが舞台

ご本家『CSI：科学捜査班』の舞台はカジノの街･ラスベガス。これに対して『CSI：マイアミ』は、タイトル通り全米屈指のリゾートでありながら犯罪多発地帯でもあるマイアミが舞台になっている。弟分の『CSI：ニューヨーク』と併せて、土地も変われば捜査も変わるという三者三様ぶりを楽しめるのが、シリーズすべてで人気を博した理由だろう。

ただの派手好きじゃなかった

『CSI』シリーズの製作総指揮はすべてジェリー･ブラッカイマー。『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』や『アルマゲドン』などの大型エンターテイメント映画を得意としてきた有名プロデューサー。テレビでは、派手なエンターテイメントではなく人物描写に重きをおいた作りで人気を獲得した。ブラッカイマーの意外な引き出しにビックリした批評家も多かったという。

最後まで見逃すな！

3部作すべてが大人気となった『CSI』シリーズだが、なにごとにも終わりはあるもの。最初に打ち切りが決まるという不名誉に輝いたのは、残念ながらこの『CSI：マイアミ』。なんでも3部作の中でも一番製作費がかかっていたんだそうだ。そりゃあ仕方ないかも……。
しかしながら、最後の最後まで豪華なゲスト陣を投入し、視聴者をハラハラさせる演出はお見事。ラクウェル･ウェルチやボー･デレクといった20世紀伝説の美女たちから『24』トニー･アルメイダ役のカルロス･バーナードまで、新旧取り混ぜて話題満載のまま幕を閉じた。

更新日2013年7月5日