CSI：サイバー の作品紹介

『CSI：科学捜査班』スピンオフ第3弾 IT・科学・心理学を駆使して深刻化するサイバー犯罪に立ち向かう犯罪捜査ドラマ

大人気クライム・ミステリー『CSI』シリーズがラスベガス、マイアミ、ニューヨークに続く舞台に選んだのは大統領のお膝元ワシントンD.C。主役は、ご本家『CSI：科学捜査班』にも何度か登場したFBI女性主任エイヴリー・ライアンだ。製作総指揮はもちろんハリウッド殿堂入りプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが務める。

CSIはやっぱりただ者じゃない

一時は週間視聴者数ランキングで1位『CSI：科学捜査班』、2位『CSI：マイアミ』、3位『CSI：ニューヨーク』という驚異の人気を誇っていた『CSI』シリーズ。しかしながら栄枯盛衰は世の習い。
2012年にマイアミ編、2013年にニューヨーク編が終了し、2015年にはとうとうご本家も終了してしまった。が、しか〜し、『CSI』シリーズは不死身だった。ご本家と入れ替わるようにして始まった新スピンオフシリーズがこの『CSI：サイバー』。放送開始直後にシーズン2の製作が決まる人気ぶりなのだ。

新しいCSI の顔はこの人

複雑なネット犯罪に挑む捜査官を束ねるのは女性主任のエイヴリー・ライアン。演じているのはパトリシア・アークエットだ。『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』の主演や『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』の出演をこなしながら、12年間に渡って撮影した『6才のボクが、大人になるまで。』でアカデミーをはじめ数えきれないくらいの助演女優賞に輝いた実力派の権化のような女優だ。
『アリーmyラブ』のピーター・マクニコルがエイヴリーの上司サイモン・シフター役を好演している。が、残念ながらシーズン1のみで降板。代わりに出演が決まったのが、『CSI：科学捜査班』の主任D・B・ラッセル役でお馴染みテッド・ダンソンだ。これは『CSI』フリークにとってはたまらない布陣。『CSI：科学捜査班』シーズン14で見せたエイヴリー＆ラッセルのタッグならどんなサイバー犯罪も解決出来るに違いない。

元カリスマも出演

サイバー犯罪に立ち向かうには、毒を持って毒を制すのセオリーが必要。ということで元悪玉ハッカー＝ブロディ・ネルソンもチームに所属している。演じているのはラッパーの元バウ・ワウことシャド・モス。13歳からカリスマ・ラッパーとして人気を誇っていた彼が、2014年に突然「バウ・ワウ」の名前を返上して本名で活動するって聞いた時にはみんな「はあ？」ってな感じだったが、もしかしたら『CSI：サイバー』レギュラー獲得を見据えてのことだったのかもね。

サイバー犯罪というイマドキなテーマに上手いことシフトチェンジした新生CSI。その活躍を多いに期待したい！

更新日2015年10月29日