中世イギリスを舞台に繰り広げられる、陰謀と愛欲に満ちた歴史ドラマ。
2011年4月、米ケーブル局Starzにて放送開始。ヨーロッパ中世の騎士伝説の中でも最も有名で人気の高い「アーサー王の伝説」を、ハリウッドが誇るスタッフとキャストで送る壮大な歴史ドラマ。まさに米英最高のコラボレーションともいえる本作は、総制作費60億円というスケールでも話題になった。
製作総指揮は『ディパーテッド』でオスカーを受賞したグレアム・キング。
製作総指揮はグレアム・キング(『ディパーテッド』でオスカー受賞)、脚本マイケル・ハースト(『エリザベス』)、衣装担当ジョアン・バーキン(『THE TUDORS〜 背徳の王冠〜 』でエミー賞受賞)という超一流スタッフに加えて、アーサー王役にジェイミー・キャンベル・バウアー(『ハリー・ポッターと死の秘宝』『ニュームーン/ トワイライト・サーガ』)、指導者である魔術師マーリンには英国実力派俳優ジョセフ・ファインズ(『恋に落ちたシェークスピア』『フラッシュ・フォワード』)、アーサーの異母姉弟である魔女モーガンにはエヴァ・グリーン(『007/ カジノ・ロワイヤル』『ライラの冒険: 黄金の羅針盤』)、アーサーの相手役グウィネヴィアは英国若手女優のタムシン・エガートンという正統派美形ぞろいの主要キャストが豪華さに花を添える。
魔術師マーリンというと何となく長〜いひげのあるおじいさんの姿を想像する人も多い(ディズニー漫画の影響か? )のだが、『CAMELOT』でのマーリン役ジョセフ・ファインズはもちろんそんなおじいさんではなく、しかもなぜか坊主頭。この坊主頭が意外にも好評らしい。また、アーサー王の物語といえば外せないのが円卓の騎士。『CAMELOT』でも期待に違わずきっちりとイケメンを用意して女性ファンを満足させることも忘れていない。とにかく主要キャストには美しい人たちを取り揃えいている。
本作はイギリス、アイルランド、カナダとの共同製作で全10話。製作陣的には、歴史ドラマの金字塔『ROMA』や戦争大作『バンド・オブ・ブラザーズ』に肩を並べる作品を目指しているというが、そのわりにはベッッドシーンや裸が多く登場しすぎている気が……。
2011年といえば、アーサー王のお膝元・イギリスではBBC製作の『魔術師マーリン』のシーズン4が放映された年。同じ「アーサー王伝説」を描いたドラマということで比較されるかと思いきや、ファミリー向けの『魔術師マーリン』に対してあくまでも大人向けというかむしろアダルトに近いターゲットの『CAMELOT』ということで、一線を画したものとなった。
もともとStarzは年齢制限ありのケーブルテレビ局、最近では古代ローマの剣闘士を描いた歴史アクション『スパルタカス』で超過激アクションシーンとベッドシーンが話題となった。二匹目のドジョウとばかりに歴史もの+過激アクション+濃厚ベッドシーンという『スパルタカス』路線を踏襲した『CAMELOT』。評判も悪くなかったというのだが、残念なことにシーズン2はキャンセルとなり、惜しまれつつ1シーズンのみで終了となった。
魔術師マーリン役
アーサー・ペンドラゴン役
モーガン・ペンドラゴン役
グウィネヴィア役
イグレーヌ妃役
ケイ役
レオンテス役
ガウェイン役
ヴィヴィアン役
シビル役
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『CAMELOT〜禁断の王城〜』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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