ダメ男なのになぜかモテモテ! 小説家・ハンクの苦悩の日々をエロ面白く描いたヒューマン・ドラマ。
『X-ファイル』のモルダー捜査官役で大ブレイクしたデイヴィッド・ドゥカヴニー主演ドラマ。モルダー捜査官とは真逆な女にだらしないダメダメ小説家を実に生き生きと演じている。タイトルの『カリフォルニケーション』は、舞台である「カリフォルニア」と「fornicate= 情事を交わす」を合わせた造語というところもニクイ。
デイヴィッド・ドゥカヴニーといえば『X-ファイル』、というくらいモルダー捜査官の印象は多くの人に強く残っていた。
ところが『カリフォルニケーション』でデイヴィッドが演じるハンク・ムーディは、モルダー捜査官とはあまりにも違いすぎる!ギャップなんて言葉では片づけられないくらいのはじけっぷり。例えるなら、イギリス人ダメちゃら男代表ヒュー・グラントを明るいアメリカ人にしてバージョンアップしたような感じだ。「そんな役やっちゃって今後のキャリアは大丈夫?」「確かあなたはイエール大学出身のもと教師…」なんていう心配はご無用。デイヴィッドときたら何だか生き生きとしちゃって、はまりっぷりも違和感ないのだ。私生活でのセックス依存症を公表して世間を驚かせたのも、もしかすると本作への布石だったのかと納得できる。
『カリフォルニケーション』では製作総指揮も務め、監督までこなしているデイヴィッド。本作でゴールデングローブ賞テレビシリーズ男優賞にも輝いて、いまやアメリカ国内ではモルダーよりもハンクのイメージが定着、見事な再ブレイクを果たしている。
下ネタ度合いもR18度合いも『セックス・アンド・ザ・シティ』なんかはるかに超えてる感があるのに、観ているうちに何となく考えさせられたり共感できたりするところもあって中々奥が深~い『カリフォルニケーション』、アメリカではシーズン6が放送中(2013年現在)だ。
ハンク・ムーディーは小説家。しかし、極度のスランプに陥り、最近は全く書いていない。
人生に自信を無くしたハンク。彼は教会に行き主に助けを求める。するとそこに美しい修道士が現れ、「聖マリアのお祈り」の代わりにハンクのパンツを下ろし……。とそこで目を覚ます。先ほどの光景は夢だった。が、現実も夢の通り。
ハンクは女性と一夜限りの関係を結ぶ毎日だ。
『カリフォルニケーション』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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