女性検死官の仕事ぶりと人としての成長を描く検死クライム・ミステリー。
米ABCネットワークにて放送された第1シーズンが、全米視聴率ベストテンに入るという大ヒットを記録。2013年月からの第3シーズンまで製作が発表されている。(2012年10月現在) すでに人気作が飽和状態のクライム・ミステリーや医療ミステリー分野において、新作として食い込んでいくのは至難の業。本作は、主役女性検死官のヒューマンな部分にもスポットを当てる事で見事に人気作の仲間入りを果たした。
医療系ドラマ飽和状態の中で大健闘を見せる本作の一番の特長は、主役女性検死官の人間としての成長にもスポットを当てていること。わずかな痕跡から真相を暴いていくクライム・ミステリーの知的な面白さに加えて、12歳の娘との関係修復に悩みつつ進んでいく一人の女性の姿は感動を呼ぶ。
そんな優秀だが死体にしか心を開かないと思われている検死官ミーガン・ハントを演じているのは、『デスパレートな妻たち』キャサリン役で知られるダナ・デラニー。テレビ『チャイナ・ビーチ』でエミー賞ドラマ・シリーズ主演女優賞に輝いた実力派だ。相棒の医療捜査官ピーターをニコラス・ビショップ、上司の検死局長ケイト・マーフィをジェリ・ライアンが務める。ライアンは『スター・トレック/ ヴォイジャー』元ボーグのセブン・オブ・ナイン役をはじめ、『OC』や数々のテレビドラマへのゲスト出演で知られるアメリカ・テレビドラマ界では知られた顔だ。
シーズン3の製作も決まって絶好調と言いたいところだが、残念なニュースも飛び込んできている。ミーガンの良き相棒役であったピーター役のニコラス・ビショップがシーズン2を最後に降板するという。また、モリス刑事役のジョン・キャロル・リンチ、ベイカー刑事役のソーニャ・ソーンもビショップとともに番組を去る。
主要キャストが3人も降板するとあってファンもがっかりしていたのだが、ご心配には及ばず。ちゃんと新風を用意してあるのだ。新たに準レギュラーとして加わるのは、リチャード・バージ。そう、『デスパレートな妻たち』のカールだ。『デスパレートな妻たち』といえば、主演のミーガン役ダナ・デラニーも出演していた大ヒットシリーズ。こんなところでお顔合わせがあるなんて……ファン必見のシーズンになりそうだ。
また、『24 -TWENTY FOUR-』でルネ・ウォーカー役を演じたアニー・ワーシングも数話にわたって出演するとか……。まだまだサプライズが用意されていそうな匂いがプンプンするシーズン3は、アメリカで2013年1月から放送予定だ。『デスパレートな妻たち』関連でいうと、もう一つビッグなニュースもある。シリーズ最終エピソードになんとダナ・デラニーが出演するという。人気シリーズ『ボディ・オブ・プルーフ』主演女優を経て古巣に錦を飾るダナの姿は見逃せない。
緊迫した推理で事件解決した後に、なんとなくほっこりするような場面がもりこまれていてちょっとホッとできる、そんなところも魅力の『ボディ・オブ・プルーフ』。今後の展開が気になるところだ。
Det. Adam Lucas役
Det. Tommy Sullivan役
ミーガン・ハント役
ピーター・ダンロップ役
ケイト・マーフィ役
バド・モリス役
サマンサ・ベイカー役
ドクター・イーサン・グロス役
ドクター・カーティス・ブラムフィールド役
レイシー・フレミング役
Photo Powered by bing
『ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
アカウントを作成する場合は、DRACO の利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。
ログインしてお気に入り登録やコメント投稿をしよう。
アカウントを作成する場合は、DRACO の利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。
『ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
アカウントを作成する場合は、DRACO の利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。