エージェント・カーター の作品紹介

マーベル・ヒーロー「キャプテン・アメリカ」の恋人ペギー・カーターがスパイとして活躍するアクションドラマ

壮大な長期計画のもと次々と新作が公開・放映される『マーベル・シネマティック・ユニバース』作品群のひとつ。『キャプテン・アメリカ　ザ・ファースト・アベンジャー』に登場した恋人ペギー・カーターが、キャプテン・アメリカの死後（と思われていた）戦略科学予備軍（S.S.R）で働きつつスパイとして頭角を現していく姿を描く。

放送前から話題沸騰

映画『アイアンマン』のDVDに「マーベル・ワンショット」という特典映像として収録されて以来、マーベル・ファンの間で「きれいなエージェントさん」（笑）としてシリーズ化が囁かれていた『エージェント・カーター』。2015年からいよいよABCで本格シリーズ化。同じく『マーベル・シネマティック・ユニバース』作品である『エージェント・オブ・シールド』と交互シーズンに放送される。

マーベルお馴染みのスタッフ＆キャスト

製作総指揮・脚本は『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリー。ほかに『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』のタラ・バターズ＆ミシェル・ファゼカス、そしてもちろん「ミスター・マーベル」スタン・リーも名を連ねている。
ペギー・カーター役は、映画『キャプテン・アメリカ』に引き続きヘイリー・アトウェル（映画『ある公爵夫人の生涯』）が演じる。
ペギーが密かに手を貸すハワード・スタークの執事エドウィン・ジャービスにはジェームズ・ダーシー（映画『エクソシスト・ビギニング』）がキャスティングされた。

複雑化するマーベル・ユニバース

原作コミックでは、ペギーの姪っ子シャロンが復活したキャプテン・アメリカと恋に落ちちゃったり、その後またペギーが復縁したり、年取ってからS.H.I.E.L.D.に加わってアベンジャーズをサポートすることになったりするなかなかに人生波瀾万丈なペギー。『エージェント・カーター』で果たしてどこまで描かれることになるのか気になるところだ。
さらにペギーの相棒ジャービスは、後にハワード・スタークの息子であるトニー・スターク＝アイアンマンの家庭教師となるという結構な鍵を握っている人物。
いやあ、あっちのキャラとこっちのキャラ、さらにはあの時代とこの時代が複雑に絡み合って、マーベル・ユニバースったら何が何だかもうわから〜んっていう人もいるのでは？ そんなマーベル初心者にぜひぜひお勧めしたいのが、『エージェント・カーター』。比較的初期の時代にフォーカスしている『エージェント・カーター』からマーベル通を目指してみては？

更新日2015年10月29日